IFA第14回国際会議に参加して

穂積 恒(NPO法人FOIFA 理事長)

カナダ・トロントで開催された今年の会議は、初めてIFAがすべてを組織し主催したものです。私は、ここ数年行われたどの会議よりも素晴らしい成功を収めたと感じています。

世界各国から800名以上の参加者がありましたが、カナダ国内からの参加者が70%以上を占めていたことは少し残念に思いました。2つの会場で行われたこの会議は、「健康長寿社会の実現に向けて−エビデンスからアクションへ」と題して様々な情報交換が交わされました。秋田市からは、私を含む6名が参加し、4名の方が各分科会で発表しました。

(医)惇慧会と(株)フォーエバーがカンファレンスランチのスポンサーになったことで、会場のあちこちにロゴが掲げられると同時に、メイン会場ではIFAより感謝の辞が述べられました。

3日間続いたこの会議は、8月10日の閉会式で終了しました。

アユック・クリスチャン(NPO法人FOIFA 副理事長)

IFA国際会議は、知識が交換される最も重要な舞台です。この度「健康長寿社会の実現に向けて−エビデンスからアクションへ」と題して、トロントで開催されたIFA第14回国際会議に約1000人の方が参加しました。独自の考えを交換する機会が与えられた参加者たちは、高齢問題について更に理解が深められたと感じています。4つの会議テーマに沿った基調講演、ワークショップ、分科会、ポスターセッションを通じて、活発な意見交換が行われました。

世界70カ国から参加した著名な専門家や研究者と共に、秋田市からも6名が参加し、「エイジフレンドリーへの取り組み、介護現場の革新的な取り組み、地域特性を踏まえた介護予防・生活支援の取り組み」について各々発表しました。

この度の国際会議で、各地域や世界が抱えている高齢化問題について知り、どのような取組みを実践したらいいかを学ぶ良い機会になりました。また、高齢者の生活改善のために、世界的なパートナーシップの確立が必要だと感じました。

次回のIFA国際会議は、2020年に開催される予定です。

佐藤 友紀(社会福祉士/勝平地域包括支援センターシンシア)

今回参加して、多くの国で高齢者介護に携わる人のメンタルケアやグリーフケアが深刻な問題となっていると感じました。ただ、加齢に伴う機能低下や、死に行く人と関わることを生業とする以上、精神的負担は全くなくなることはないと思います。だからこそ、介護が必要な期間を少しでも遅く、短くすることで、実質的に精神的負担が減ると考えます。その意味でも介護予防の視点は重要であり、今後発展していくべき事業であると改めて思いました。

赤羽 博英(介護福祉士/外旭川病院)

外旭川病院で介護福祉士として勤務しております赤羽です。カナダのトロントにて、8月8日(水)〜10日(金)に開催されました、第14回IFA国際会議へ参加して参りました。一年近く前から準備を重ね、無事発表を終えることができました。初めての海外での発表を経験して、他者に自分の考えを伝えることの難しさを改めて実感しました。そして相手の考えを理解することの難しさも感じました。今後の業務では、言葉だけでなく相手の発する様々な情報を他者理解の手立てと考え、患者や同僚との人間関係に役立てたいと思います。貴重な機会を与えていただいたことを感謝いたします。